カロリー計算は必要なし!良いものか悪いものかそれだけを考える。
栄養学は現代にはマッチしない。
栄養学は、「栄養が足りないので足しましょう」という前提のもとに作られているので、戦後栄養が極端に不足していた時はよかったのですが、栄養過多の現代にはあまりマッチしません。
今の時代に必要な知識は足すのではなく引くこと。
つまり「デトックス」です。
栄養士の生産物として一番最初にイメージできるものに「給食」がありますが、
これも実は正しくないことだらけです。
複数の食品を少しづつ順序立てて食べる「三角食べ」は今では問題視されており、取り入れている学校はありません。
また、牛乳が常に出てくるのもナンセンスです。 ご飯と牛乳の組み合わせは、食べ合わせが悪く消化不良を引き起こしたり、食べ合わせるものがないので、牛乳を一気飲みすることでお腹を壊したりします。
このようなことになったのはなぜでしょうか?
それは日本がカロリー第一主義になってしまったからです。
カロリーとは?
ダイエットをする上でカロリーを目くじらたてて、計算する必要はありません。
そもそもカロリーとは摂取した食品のエネルギー、車でいうガソリンのような燃料です。
これらの摂取エネルギーを減らすことで、脂肪が燃焼されることで、体重は一旦落ちます。ただ長く続かないことがほとんどで、リバウンドの危険性があります。
それは「カロリーさえ守っていれば、何を食べても大丈夫だろう」と食事の選択に甘えているからです。
カロリー計算は大事です。
カロリーを減らすことで、一時的なダイエットには確かになります。ですが、カロリー計算さえできていれば大丈夫という考え方は非常に危険でしょう。
ジムのトレーナーから1日1500カロリー以内にするように指導を受けた女性がいます。彼女は、大好きなお菓子はどうしてもやめられないけど、炭水化物、天ぷら、肉はほとんど取らず、野菜や納豆、豆腐、キノコ類を中心に献立を考えました。我慢の甲斐あって、最初の3キロはすぐに落ちたのですが、そこから停滞してなかなか前に進まなかったそうです。その結果、ジムでのトレーニングも続かずにリバウンドしてしまいました。(引用文)
彼女はカロリー計算だけ守り、それ以上に大事な部分をおろそかにして失敗した例ですね。
まずダイエットの条件として、
継続できなければいけない
というものがあります。健康的に痩せるために、不健康な生活を見直し改善するわけですが、不健康生活に戻ってしまうと、コンディションも戻ってしまいますよね。
つまり、単なる苦痛のダイエットは意味がありません。今苦痛でも、時間が経てば苦痛でなくなるものは我慢して取り組む必要がありますが、絶対的な苦痛は推奨しません。
上の例でいえば、「ジムでのトレーニング」、「炭水化物」「肉」の摂取が彼女にとっては耐え難い苦痛だったのでしょう。
ダイエットは習慣にしなければ戻ってしまうので、習慣にできる範囲の内容である必要があります。
彼女がすべきだった習慣は「お菓子の量を減らす」か「質の高いお菓子を食べる」のどちらかでした。
いくらカロリー計算ができていても、その食べ物の質が悪かったり、食べ方が間違っていると逆効果です。
人のカラダはカロリーでできているわけはなく、食べたものの質から成り立っている。
健康的にダイエットしたいと思うのであれば、(というより私は健康的なものだけをダイエットと認識していますが)カロリー計算するよりかは、食べ物の質の選択を重視してください。
・「これはカラダに良いものかな?」
・「これは今の自分に必要かな?」
と意識するだけで大きく変わります。
例えば、
・カロリーよりも添加物を見る
・消化に良いものを選択する
・野菜、魚、肉などはできるだけ新しい新鮮なものを選ぶ 等
これらを意識して食事をすることで「無駄な脂肪」は落ちていくでしょう。
まとめ
カロリー計算よりも質のよいものを食べる。
食べたモノがカラダ反映されるまでには約半年かかります。
頑張るしかないですね!