食べる時に意識するのは「カロリー」ではなく「消化」
以前に記事より、空腹の時こそハイパフォーマンスになる理由はおわかりいただけたと思います。
ただ、あれもダメ、これもダメと食事自体にマイナスのイメージを持つのは、本来の食事の楽しみが薄れ、ストレスに感じてしまいます。
最初の段階では「消化」を意識しましょう。
それだけで劇的に変わります。
とにかく「消化」を意識すれば、仕事の効率が格段にあがる
実は消化って人間のカラダの中での活動で最もエネルギーを消費しています。
消化とは体力の浪費というのを肝に銘じてください。
衝撃的だったのが、
風邪をひいた時にお腹いっぱい食べるのは間違いということ。
カラダを治すための必要なエネルギーが消化にまわってしまい治りが遅くなってしまいます。
ちなみに、おかゆもあまりよくありません。
炭水化物は消化が遅いうえに、おかゆはよく噛まずに食べてしまうので、胃に負担がかかります。
風邪を引いた時はフルーツを食べるか、常温の水をしっかりと補給してたっぷり寝るのが一番です。
精力をつける前に肉をがっつり食べるとか、最悪ですね。
肉類は消化に最もエネルギーを使うので、食後数十時間は消化にかなりのエネルギーを必要とします。
腹持ちが良いものはコンディションを下げる
果たしてどんな食べ物が消化にエネルギーを使うのでしょうか。
消化にかかる時間
- 果物40分
- 野菜120分(2時間)
- 米、パスタなどの炭水化物480分(8時間)
- 肉類720分~1440分(12-24時間)
もちろん、人によって異なるので目安ですが、消化時間が長い食べ物ほど胃には負担となります。
炭水化物も野菜や果物に比べれば、消化にかなりの時間がかかりますね。
腹もちが良いものは消化に時間がかかる
腹もちが良ければ、食べる量が減って、ダイエットになるかも?という考えもありますが、消化中はパフォーマンスが落ちてしまうので、効果的とは言えません。
消化が悪い食事がコンディションを低下させます。
デメリットを列挙すれば一目瞭然です。
消化に良い食べ物のデメリット
- 腹もちが悪く、お腹がすきやすい
消化に悪い食べ物のデメリット
- 栄養の吸収が遅い
- 老廃物の排泄が遅い
- 怪我や細胞の回復が遅い
- 便秘を起こしやすい
- 冷え性になりやすい
- 腰痛
- 肌荒れ
- 体重増加
- 体脂肪増加
ともあれ、多くの人が朝にも、お昼にも炭水化物を食べていると思いますが、おそらく消化にかなりのエネルギーをとられています。
少なくとも仕事でパフォーマンスをあげるならば、朝昼は、果物、野菜を中心するだけで劇的な変化があると思います。
それでもお肉が食べたい時は?
人間は肉を食べなくても生きていくことはできます。
人間の歯を見る限りでは、一定の肉を摂取したほうがいいのですが、絶対必要というわけではないです。
ベジタリアンの人でも草食動物も健康に暮らすことができます。
肉を食べないと筋肉がつかないのでは?という方もいらっしゃいますが、ベジタリアンのアスリートが沢山いることから、それは否定できます。
また、人間が食べる肉は死体ですよね。実は、死体の肉は酵素も栄養素も死んでおり、腸内で毒素を多く発生されます。
これがライオンなどの肉食動物が死んでから時間がたった肉を食べない理由です。
ここまで肉のデメリットを伝えましたが、やっぱり肉は美味しいですよね。
好きなものはやっぱりやめられない。
であれば、とにかく良く噛んで食べてください。
40回は噛んでください。
これほどか!というまで肉を磨り潰すことで、
唾液とよく混ざり、消化のスピードがあがり胃の負担が減ります。
40回って結構大変ですけど、最低40回は噛んでほしいですね。
肉を食べるたびに、箸やフォークを一度置くのはオススメです。
口と箸を同時に動かさないように心がけましょう。
まとめ
- 消化はものすごいエネルギーを必要とする
- 肉、炭水化物は消化に時間がかかる
- 肉を食べる時はよく噛むことを意識しよう
以上です。
今回の一番大事なポイントは、肉は食べてはいけない!ということではありません。
これらの知識を知っているだけで、
これらのことを意識できるだけで、
それだけで食事に大きな変化を生みます。
お肉を食べる時に「これを食べたらパフォーマンスが下がる」と分かって食べるのと、知らずに手が出てしまうのでは雲泥の差があります。
分かっていれば、
「消化に悪いから、沢山食べるのは、休日前の金曜日にしよう」
「消化に時間がかかるのでよく噛んで食べよう」
と意識が変わるわけです。
私もお肉は大好きです。
大好きだからこそ、良く噛んで、しっかり味わって食べよう。
そう思いました。
現在はフルーツと酵素ゼリーを組み合わせて、忙しい方にとっては最高の方法でデトックスを継続中!
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